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村内 伸弘(むらうち のぶひろ)村内伸弘の彼女

世界文化遺産・小菅修船場跡(ソロバンドック)は日本初の洋式近代ドッグ!

日本初の蒸気機関を動力とする曳揚げ装置を装備した洋式スリップドッグ!これぞ世界遺産!

小菅修船場跡の曳揚げ小屋(日本最古のレンガ造り)


小菅修船場跡(ソロバンドック)


小菅修船場跡のレール


絵葉書: 昔の小菅修船場跡
平成30年(2018年) 11月10日 村内伸弘撮影



これから世界遺産の小菅修船場跡(ソロバンドック)に向かいます。


小菅修船場跡までは長崎駅南口から戸町経由 30番バスで行きます。バス停「小菅町」で下車で行けるって長崎駅の観光案内のおばちゃんたちに教わりました。この小さな紙までくれました!
※小菅修船場跡は駐車場がありません


長崎駅前、この写真の右奥の階段を下りると小菅修船場跡方面へ行くバス停があります


バスの時刻表


30番バスに乗りました!

バスの中、ガラガラ 笑


この写真、ソロバンドックへ行く際の参考にしてください


バスの車窓、面白い店名の店を発見!


日英同盟だって~ 笑


長崎らしいネーミングですね!


長崎港松が枝国際ターミナル前を通過中


豪華客船が停まっていました


マンションのような偉容です!これが海に浮かんでいるとは思えません。


ソロバンドック前のバス停で下車しました。あっと言う間のバス旅です。市内から近いですね~


長崎バスのバス停「小菅町」


ソロバンドッグも下りてホントすぐ近くです!


小菅修船場跡まで 40m


世界文化遺産・小菅修船場跡(ソロバンドック)ありましたーー♪♪


ソロバンドック前から見えた長崎らしい光景


あとでわかりますが、この崖(尾根)がソロバンドックを長崎の原爆の爆風や光線から守ってくれたそうです。


長崎ベイサイドマラソン


Kosuge Slip Dock → 


世界遺産 明治日本の産業革命遺産が今僕の目の前に広がります


ソロバンドックに到着~


国指定史跡 小菅修船場跡


小菅修船場跡(ソロバンドッグ)

日本初の洋式近代ドッグ

薩摩藩とグラバーらが小菅の浅瀬を利用し、明治2年(1869年)に建設。日本初の蒸気機関を利用したスリップドッグで、船を曳き揚げる船架台がそろばん状に見えたため、そろばんドッグと呼ばれている。


国指定史跡 小菅修船場跡

小菅修船場跡:幕末期、我が国には船体廻りの補修施設がなかったため、薩摩藩と英国商人トーマス・グラバーらが、明治元年12月(1869年1月)に小菅修船場を竣工した。


小菅修船場は、我が国で初めて蒸気機関を動力としたスリップドック(船を陸上に曳き揚げて修理するドック)であり、曳揚げ機械やレールなどの一切の設備はグラバーが英国から輸入した。一方で、山裾の入り江という敷地の選定や土木工事は日本人主導によるものと考えられ、小菅修船場は日本と西洋の技術が融合した先進的な施設であった。


曳き揚げるレールに付いた船架がソロバンのように見えたため、「ソロバンドック」とも呼ばれた。


現存する日本最古の煉瓦造建造物である。曳き揚げ機小屋や、。曳揚げ機械、レールや石積を含むドック主要部のほとんどが原形をとどめており、我が国の近代造船技術導入を示す重要な遺構である。


現存する日本最古の煉瓦造建造物


日本最古(世界最古)の木造建築物は法隆寺ですけど、レンガはここだったんですね!知りませんでした!!


僕が前にいた店・ムラウチ電気はレンガ建てだったのでレンガには愛着があるのでこの事実にはビックリしました。



小菅修船場跡の曳揚げ場、のどかです


このレールの上を一体何艘の船が行き来したのでしょうか?


オレンジ色のウインドブレーカーを着た説明ボランティアの方が数名いました。


長崎の近代化遺産のパンフレット




グラバーが曳揚げ機械やレールなどのすべての設備をイギリス(スコットランド)から輸入したそうなので、このレールもイギリスからはるばる日本にやってきて、今もなおこのように静かに存在しているということです。


このレールは今から 150年近く前に大英帝国のスコットランドからやってきたのです!!



カッコイイ!!文明開化、栄光の明治って感じです!


船架台



海側から見た小菅修船場跡


満潮の時に船を滑り台に乗せて、曳き揚げたそうです。知恵ですね~



曳揚げ小屋


ジャジャーン!改めて驚いてください!
こ、この曳揚げ小屋は、現存する日本最古の本格的な煉瓦造建築なんです!!日本最古、日本で一番古い煉瓦づくりの建物ってことなんですよーっ!!



引揚げ小屋


外観がかわいらしいですね!洋館然としてます


巻き上げ用のチェーン


引揚げ小屋の天井


この曳揚げ装置もスコットランドから来ています。


奥はボイラー


歯車の大きさ、デカいです!


この水は海水ではなく、真水(湧水)だそうです!
湧水が湧く場所にこの小屋を建てたそうなんです!確かに海水じゃ機械が錆びちゃいますもんね~


小屋の内側のレンガ壁


うわー、日本最古のレンガ造りだけあって、レンガの味わいがすばらしいです!!


今もところどころ補修しているそうですが、それがまたかえって味わい深い芸術を生み出している感じです!


コンニャクレンガ(こんにゃく煉瓦)を使った曳揚げ小屋の内壁


コンニャクレンガとは日本で最初に作られたコンニャクのように薄いレンガのことですw


小屋内側のレンガ壁にみなさんどうぞ酔いしれてください!



小屋の外のこの石段も当時のままだそうです。
雨が降るとすっごく滑るそうです 笑


小屋の外側のレンガの壁


レンガはやっぱりいいですね!


レンガに印が入っています


日本最古のレンガ建造物ということですので、レンガを焼いたことがあるレンガ職人がまだいなくって瓦職人たちが焼いたため、瓦と同じように印が入ってたそうです


歴史ロマンですね、この印は



11月初旬、サクラの木がレンガに映り込んでいます


この世界文化遺産のレンガの建物、世界芸術遺産でもありますよ!!


美しすぎます!!!!!







明治天皇行幸所 小菅修船場址の碑


明治天皇もここへいらっしゃったみたいです。明治が日本の青春だったというのはよくわかります。偉大な時代です、明治。


井戸かな?




反対側から見た引揚げ小屋


ボランティアの女性が子供の頃はこの建物の下部は土に埋まっていたそうです。取り壊しちゃおうという話もあったそうなのですが、難を逃れたみたいです。


近くの子供たちの遊び場だったみたいで、この小屋自身もまさか自分が世界遺産になるとは思ってもみなかったかも 笑





小屋の見学を終えて、海側に歩いていってみましょう


この海中に収まっているレールが実に美しかったです。今は使われていないけれど、明治という栄光の時代を支えたレール。そんなことを思いながら見ると、なおさら美しく思えてきます。


明治時代、ニッポン人はみんながんばった!


晴れた日でよかった。レールは更にきらめきます!


徐々に海が深くなり、小菅修船場跡(ソロバンドック)は長崎港へつながっていきます。


最初に話しましたが、この崖が原爆の爆風からソロバンドックを守りました。この位置から見上げるとなるほど!と思えます。




世界文化遺産 小菅修船場跡の全景


小菅修船場はたくさんの船の修理や建造に使われましたが、船の大型化やその他の造船工場の本格稼働などが原因で昭和28年(1953年)にその役割を終え、閉鎖されました。


ソロバンドック、さようなら。
偉大なる明治が薫るソロバンドック、ありがとう。




続けて、ソロバンドックの近くを散策してみます。



(参考)

軍艦島資料館に貼ってあったソロバンドックのポスター



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